京友禅証紙

TOP > 京友禅証紙

京友禅証紙とは

「京友禅」証紙は、 友禅染の技法を用いて染められた商品が、"京都産"である証として、制作者の責任の下に貼付するものです。

京友禅証紙
京友禅証紙Q&A
  1. 京友禅証紙はどのような商品に貼付されるのですか?
  2. 京友禅証紙はなぜ貼付されるのですか?
  3. 京友禅証紙の発行元は?
  4. 京友禅証紙は誰が貼付するのですか?
京友禅証紙はどのような商品に貼付されるのですか?
貼付対象品は、友禅染とし、次の全項目に該当するものとします。

(1)対象品は、原則として和装品としますが、洋装品、インテリア用品等も対象とすることができます。但し、協議会の承認を得なければなりません。
(2)素材は、国産・外国産にかかわらず原則として絹織物とします。なお、協議会が認めた場合はこの限りではありません。
(3)対象品は、京友禅協同組合連合会加盟組合傘下の組合員によって制作されたものとします。
(4)制作に掛かる主たる工程が京都地区内で行われていることとします。
(5)他産地及び国外で加工が行われているものは対象外とします。(京友禅証紙発行規則 第5条より)
京友禅証紙はなぜ貼付されるのですか?
「京友禅」証紙は、友禅染の技法を用いて京都で染められた商品に証紙が貼付されますので、消費者が商品を購入する際、その商品が京都産であることが一目瞭然となります。また、生産・流通に関わる業者にとっては、改めて「京友禅」の認知度を高めるきっかけとなり、国内他産地はもとより外国製品との差別化を図ることが可能になります。
京友禅証紙の発行元は?
京都の生産・流通団体により平成17年に設立された京友禅振興協議会の管理下で発行され、制作責任者によって貼付されます。
<京友禅振興協議会 会員団体>
・京友禅協同組合連合会
・京都織物卸商業組合
京友禅証紙は誰が貼付するのですか?
京友禅協同組合連合会傘下組合加盟の染工場が責任を持って貼付します。また制作者を管理するために、証紙に証紙番号(連番)が表示されます。