京友禅・京小紋のご紹介
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伝統を誇る京友禅染め
- 京友禅は、約300年前に京都で宮崎友禅斎が確立しました。
- 京友禅は、生活に豊さと潤いを与える工芸品です。
- 京友禅柄は、伝統図柄はもとより新しい息吹との調和も提案しています。
- 伝統証紙(京友禅)は、友禅染の持ち味を生かしきる「本絹製品」しか貼れません。
- 他産地や外国で少しでも加工されたものには証紙の貼付は出来ません。
- 証紙番号は、厳重な管理で生産者の責任を明確化している証しです。
京友禅(伝統的工芸品)
古くから伝わる染色技術を、京都の扇絵師・宮崎友禅斎が苦労を重ね、集大成して生まれたのが華麗多彩な京友禅です。
花鳥山水などを映した京友禅は、日本のきものの代名詞になっているといっても過言ではないでしょう。
多彩でありながら、気高く、ゆかしい京友禅の色柄には、京都千年の歴史が育んだ、美しい感覚が息づいています。
京小紋(伝統的工芸品)
もともと小紋は、武士の裃(かみしも)にあるような小さな文様を、一色で型染めしたもののことです。
現代では、そのような文字通り小さな文様で型染めされた小紋はもとより、洋花などを思いきり大胆に図案化したものまで、幅広いバリエーションが揃っています。
京小紋には、はんなりとした雅やかな雰囲気があります。色使いにも、やさしさと気品があふれています。
伝統的工芸品である京小紋には、伝統証紙(京小紋)が貼付されています。
伝統の美
挿し彩色
古都千年の王城文化をいしずえに、さまざまな手仕事が育まれました。
なかでも、四季折々の自然の美を絹に華やかに映す京友禅・京小紋はただ単に伝統の技と心を継承するだけでなくその時代、その時代を生きる匠の磨かれた感性を加味し、より美しく、より洗練されて染めなされた美の結晶といえましょう。
やさしく、雅やかに息づく京の美意識は、今をいきる私たちに真の美しさと日本の心を静かに語りかけてくれるようです。